１３０万円の壁とは社会保険の扶養に入れるかどうか？の基準です。

年間の収入が１３０万円以上になると扶養から外れ、ご自身で国民健康保険や社会保険に加入しなければいけなくなります。

つまり、この１３０万円は自身が何かしらの保険に加入できる・するかの要件ではなく、扶養してくれる方の保険に入れるかの要件です。

１３０万円の壁で一番間違えてしまうのは、１/１～１２/３１の収入ではないということです。
１年間の収入ではあるのですが、過去の収入ではなく、今時点から未来１年間で収入が１３０万円以上あるかどうか？ということです。

つまり、１～４月まで働いており月収５０万円があったとしても結婚を機に仕事を辞め、その後働く予定がなく収入が０になる場合は、５月から扶養に入れるということです。

なお、収入には給料の他、失業保険や年金、傷病手当金等も含めて考える点も注意が必要です。

○○の壁を全て同じものとして理解しようとせず、１つ１つ理解していきましょう！