月給は給料が高くなるというイメージがあるかもしれませんが、時給１，０００円・月給２００，０００円、どちらが高いかはきちんと計算しなければわかりません。

月給を時給に直すときは、１カ月で何時間働くのか？がわかっていなければいけません。

１カ月で１６０時間と決まっているような形だとわかりやすいですね。単純に月給の２００，０００÷１６０時間をすると１時間当たりの給料が出ます。１，２５０円になりますね。

１カ月で働く時間が一定の場合はわかりやすいのですが、カレンダーの曜日の関係などで月によって時間が変わるというケースの方が多いでしょう。

その場合は、１年間での平均の時間で計算を行います。

１日８時間働く方の年間休日が１３０日の場合、１年間で働く日数が２３５日→２３５×８時間＝１，８８０時間（１年間で働く時間数）→これを１カ月分に直すので１，８８０÷１２＝１５６．６６時間が平均となります。平均が出せたらあとは月給をその時間数で割るだけで時給換算の金額が出ます。

なお目安として、
・１週間に２日休みで１日８時間→約１７３．８時間
・１週間に２日休みで１日８時間＋祝日休み→約１６３．３時間
となりますので、計算がわからない場合は上記の時間数を試しに使って計算してみましょう。実態と大きな違いが少ない金額が計算できると思います。

月給になっただけで実は時給と比較すると給料が下がっていた！なんてこともあるので、確認してみましょう！